私は1977年に御殿場市で生まれました。
小・中学校は地元の学校へ通い、高校は沼津へ。
何故沼津を選んだのかというと、御殿場が田舎に思えたから。
少しでも都会に行きたい!という子供じみた発想ですが・・・(笑)
そして高校卒業後は美容院へ入社し約2年勤め退社。
その後コピー機製造の会社へ入社しました。
29歳で「自分は果たしてこのままでいいのだろうか?」と疑問を持ち始めた時、
父が職場の屋根から転落し、外傷性脳梗塞となり障害者となりました。30歳になる時「手に職を持ちたい!」
「父の為に鍼灸師になろう!」と思い立ち、約9年働いた職場を退職しました。鍼灸師になる為に学校へ入学しようと勉強し、受かったものの金銭面で辞退。
とりあえず安定職をと、パソコンの資格を取り事務職に就きました。
ですがやはり体に関わる仕事に就きたいと思い、前職の整体の会社の求人募集を見て
約1年で退社しました。そこから私の人生が大きく変わっていきました。
人の体に触れ、痛みを改善していく整体の仕事は本当に楽しい仕事でした。
何よりお仕事をしながら感謝の言葉が頂ける・・・整体後に皆さんが笑顔で帰られる姿をみるだけで、とても幸せな気持ちになりました。
そして入社から6年後に、一つの店舗を任され院長となりました。
院長になると、今までとは違う新しい自分になっていくのを感じると共に、
一つの大きな壁にぶつかりました。それはスタッフとの関係性。
今まで自分本位で生きてきて、初めて《自分と向き合う》ことの大切さを
学ぶようになったのです。
その時に出会ったのが「SBT~スーパーブレイントレーニング~」です。SBTはメンタルトレーニングですが、脳の機能を最大限に活用するという、
とても画期的な脳のトレーニングでした。
2015年9月にSBTの1級に合格し、メンタルトレーナーとしての
活動も始めました。
この資格を取得後、スタッフとの関係性は驚くほどに改善され、
さらには院の売り上げも上がっていきました。この時初めて、メンタルがいかに大切なのかを実感することが出来たのです。
整体師として体の機能を学んでいた私にとって、脳の機能を学ぶ事は
まさしくトータルで「心と体」を整える事が出来る最高のものでした。人間にとって本当の健康とはなんなのか?
『体が変われば心も変わる』
『心が変われば体も変わる』
私はこの両方のバランスがとても大切なのではないかと感じました。そして2016年8月に約8年勤めた前職の整体院を退職し、個人事業として
「koto-dama」を立ち上げました。「koto-dama」は心と体のトータルバランスを整える為の新しい形、
【ボディ&メンタルケアルーム】です。これから先「心と体」のバランスを上手に取れる人が増え、
本当の意味で健康になり、沢山の方の笑顔が見れる様に全力を尽くしていきたいと
思っています。koto-dama 代表 中森 てる美